エスプレッソのトラブルシューティング
片方の吐出口からはきれいに流れるのに、もう片方からはぽたぽた垂れる。ショットを捨てたり、新しいグラインダーを買ったりする前に、吐出口の問題なのか、コーヒーパックの問題なのか確認しましょう。
2本の抽出液の流れが不均等でも、チャネリングの証拠にはならない
ダブルスパウトのポルタフィルターは、コーヒーがバスケットを通過した後に抽出液を分けます。吐出口の形状や残留物、位置、マシンの傾きによって、分かれ方が変わることがあります。2つのカップに入る量が違っても、コーヒーパックの片側が過抽出でもう片側が抽出不足だとは言えません。
まずは最も簡単な原因から確認する
- 吐出口を洗浄する。古いコーヒーオイルや残留物によって、液体の付着や出方が変わることがあります。
- 設置状態を確認する。マシンとポルタフィルターを水平な場所に置き、ポルタフィルターが正しく取り付けられているか確認します。
- 同じバスケットと粉量で繰り返す。見た目が少し変わった抽出でも、再現するとは限りません。
- 抽出量の合計を量る。結果を判断する前に、ショットを味わい、粉量、抽出量、時間を記録します。
粉の詰め方を疑うべきなのはどんなとき?
ショットが同時に酸っぱく苦く感じられる場合、ボトムレスバスケットから飛び散る場合、または他の条件が同じなのに抽出のたびに大きくばらつく場合は、挽き目の均一性、粉の分布、タンピングの水平さを確認してください。ボトムレスのポルタフィルターを使うと、抽出の流れ方をある程度確認できますが、診断用の道具であり、コーヒーパックが完璧かどうかを証明するものではありません。
症状と次の手順
| 見られる症状 | まずはこちら |
|---|---|
| 片方の吐出口からいつも滴る | 吐出口を洗浄して点検し、水平か確認する |
| 両方の吐出口から予想以上に速く出る | 挽き目、粉量、バスケットの適合を確認する |
| ボトムレスバスケットから横方向に噴き出す | コーヒーパックの分布とチャネリングを見直す |
| 見た目は不均一でも味は良い | 測定していない問題を直そうとしない |
役立つ調整の順序
再現性のある粉量と抽出量を設定し、コーヒーパックが均一に準備されていることを確認してから、必要に応じて挽き目を少しずつ調整しましょう。注ぎ口からの見た目は参考情報として扱い、最終判断の基準にはしないでください。
分かれ方が不均一だからといって、それだけで原因が特定できるわけではありません。チャネリングのトラブルシューティングガイドで実際の抽出上の問題を特定し、ダマや粉の分布に原因がありそうな場合は、WDTで粉を均一に分布させる方法をご覧ください。
最後に、現実的な確認を
2つのカップに同量ずつ注ぎたい場合、2つの注ぎ口が毎回均等にショットを分けると信頼するよりも、抽出後に計量するか、まとめてから分けるほうが正確です。